トップページ > メンズスーツの基礎知識 > フォーマルなスーツとはなにか

フォーマルなスーツとはなにか

フォーマルなスーツとカジュアルなスーツの一番の違いは生地。一般的に、フォーマルなスーツには「ウーステッド」と呼ばれるものが使用されています。これは長い毛足の羊毛だけを使った細い糸を使った布地で、高級な生地と言われています。薄手で軽く繊細な生地で、織り方により色々な表情が楽しめ、同時に丈夫というのが、この生地の魅力。

 

一方、色々な毛足の羊毛を混ぜて作った生地で、太目の糸にして厚手の生地が「ウーレン」。この生地は、フラノやツイードと言われる厚手の生地に使われていますが、ヘリボーンの様な織り柄によって、豊な表情を見せてくれます。一般的にはカジュアルスーツやジャケットの生地に使われていますね。

 

ただここで注意が必要。「ウーレンだから安くて、フォーマルなウーステッドは高い」という先入観は危険です。なぜなら、希少な羊毛で作られる手作りのウーレンは高価な値段がする場合もあるからです。

 

また、薄手の高級生地で高級なスーツを作れば良いかと言えば何でもOKというワケではなく、やはりTPOを考えずに、なんでも高級な生地を使ってしまうのは少し品にかけますよね。何より仕事着としてのスーツと、フォーマルなスーツとでは、生地もそれなりに区別したものを使ったほうが、大人の着こなしという感じがします。